合同練習

コロナ禍がいまだ続く中、感染対策を講じ、各地で大会やリーグ戦などが行われております。

子ども達にとっても貴重な経験を積む場となっておりますが、運営に関わる多くの方々のご苦労があってのこと。試合ができることへのリスペクトを忘れないようにしたいものです。

この先訪れるかもしれない第8波との睨み合いが続きますが、何とかスポーツできる環境が継続できますよう、祈るばかりです。

さて、先週末は、クラブ発足時から大変お世話になっている中学校との合同練習にて、私は初めて、クラブ生以外の中学生らへ、指導させていただく機会をいただきました。

今、クラブで取り組んでいるディフェンスフットワークについて、「基礎の前の基礎」的な内容をメインに、その「意味」や「目的」を明確にしてあげることに注力しました。長年、ミニバスを指導してきたので、その辺りにはこだわりもありますからね~笑笑

結果、時間のほとんどが説明だけで終わってしまいましたが、彼らに少しでも伝わっていたら…嬉しいです♪

何事も先の見えない苦しいことは避けたいのが人間というもので、練習においても、その目的が明確でないと習熟してくれる速さに違いが出ます。

短い時間の中で、どう伝えるか…。

事前にはイメージして臨みましたが、思っていた以上に時間が足りなく、ちょっと詰め込み授業のような形になり、申し訳ないと反省しております…笑笑

知らない子らの顔をみながら、説明する度に、確認、確認。

「大丈夫?」「わかる?」「OK!?」と問いかけて都度、反応をみます。

何より、説明のあとの実践で、説明した内容とは若干間違いはあっても、彼らは一生懸命に教えた内容をやろうとしてくれていて、そんな姿を見ると、もっともっと教えてあげたいと衝動にかられます。悪い癖です。笑笑

顧問の先生方とも、生徒らが実践する中で、修正してあげると良いポイントを、実際にプレーする姿を見ながら説明させていただくと「なるほど」と気づいていただき…彼らの“伸びしろ”がどこに潜んでいるか、その見つけ方を一緒に考える良い機会となりました。

いや~子ども達は実に「素直」です♪

見た目や、口調、態度などでちょっとひねくれた表現をすることもありますが…根はほんと素直です。

素直であるがゆえに、その“素”の土壌にどんな種を撒くのか、我々指導者の課題となります。

「嘘も方便」とやらに、適当なことを教えても、子ども達はそれを真に受けて覚えようとします。

私もこれまで多くの嘘を教えてしまった指導者の一人です。

今、新しい技術や考え方、多くのアップデートを求められる指導者道。

本やSNSなどで得た情報も、子ども達と一緒に考え、実践してみて「答え」を探す。

これも現代バスケのひとつの指導法なのかもしれませんね♪

SILVER SHARKS HC

この記事を書いた人