公私ともに充実した日々?慌ただしい毎日?を過ごしています。笑笑
人生とは有限ですから、私にとってもその一日一日が“かけがえのないもの”でなくては、指導など長くは続けられるものではありません。
ミニバスを指導していた頃から「せっかくやるなら」という言葉をよく口にしてきたのは、自分自身にとっても無駄に時間を費やすことへの抵抗感があったからだと思います。
「断捨離」や「取捨選択」、キャパシティーの少ない自分にとって、そのキャパを有効に活用するための得策であり、事あるごとに「優先順位をつける習慣」を実践してきました。終活は、その最たるものかと。笑笑
「自分の器以上のことをやろうとすると人様に迷惑をかける」というのは、すでに他界した父から教わったことであり、今でも肝に銘じています。そのために、自分の器を大きくする努力をするのか、器以上のことはやらないのか…それは人によって考え方の違いがあって当然。亡き父の教えは…後者のようですが。笑笑
私は子ども達へよく「何のために練習しているのか」「そこで満足する理由は」と問いかけます。
子ども達にとっても大切な時間であると同時に、私にとっても貴重な時間であるということ。
「子ども達のために…」、いやいやそんな簡単なものじゃないですから。
私にとっても、この有限たる“かけがえのない時間”、決して無駄にしたくないという強い思いがありますもので。。。
私もあと何年、何十年か後には、この世から去らなくてはいけません。もう人生の折り返し地点はとうに過ぎていると思ってます。
子どもは親の背中を見て育つ、選手は指導者の背中を見て育つ。
これまで諸先輩方の背中を追いかけてきた人生も、周りをふと見渡すと、そろそろ恥を忍んでも自分の背中をお見せしないといけない立ち位置なのかなと…。笑笑
これまで、多くの方々と出会い、多くのことを学ばせていただいてきましたが、その素晴らしいフィロソフィーを聴かせていただく度に、「ぜひチームを観てみたい!」との衝動にかられる…。いいか、悪いか、私の癖です。笑笑
これから新チーム初のリーグ戦が始まりますが、その厄介な欲求を抑える待望の機会が訪れます♪
言葉にはその重みというものがあり、その裏付けは選手自身が表現しているプレーの中に現れています。そう、「選手は指導者の鏡である」ということ。
この4月から立ち上げたSILVER SHARKSは、私の指導者人生の集大成と位置づけ、持てる全てを包み隠さずさらけ出す覚悟で臨む最期の舞台となります。
私にとっても「自分の鏡」をお見せする場となります。
これまで歩んできた私のバスケ人生、良いことも、悪いことも、楽しいことも、そして辛いことも沢山ありましたが、その全てが今の自分の糧となり、芸の肥しならぬ「指導の肥し」となっています。
チームとは形があって、ないようなもの。
卓上で描いた青写真だけで築けるような単純なものなら、こんなに人生の大半をかけることもなかったことでしょうね。笑笑
「選手は指導者の鏡」、そして「チームは指導者の生きざま」かもしれませんね。
どうぞ、ご評価くださいませ…私の生きざまを。笑笑
SILVER SHARKS HC
